大分県内の2022年度の農林水産業による創出額は2303億円で、2年連続で前の年を上回りました。

県は一次産業の振興を図る指標として、農林水産業の産出額に加工品などを加えた「創出額」を毎年公表しています。

それによりますと、2022年度の創出額は2303億円で、前の年を43億円上回りました。創出額の増加は2年連続です。

このうち農業ではネギの生産拡大や肉用牛の頭数増加などが進み、前の年から17億円増えて1245億円でした。

また水産業はブリの稚魚「モジャコ」の不漁により、価格が高騰したことなどが影響して前の年を29億円上回る391億円でした。

県は「生産規模の拡大や販路開拓に取り組んでいきたい」としています。