総務省は４月３０日、２０２３年１０月１日現在の住宅・土地統計調査の速報値の結果を発表しました。５年に１度行われる調査で全国の空き家の数は５１万戸増え、約９００万戸と過去最多となりました。岡山県は約１５万７０００戸でこの５年で約１万４０００戸増えています。

総住宅数に占める全国の空き家の割合は１３．８％で、岡山県は１６．４％でした。中国５県の中で最も割合が高かったのは山口県の１９．４％でした。最も割合が低かったのは広島県、鳥取県の１５．８％でした。

また、「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家率」は全国が５．９％、岡山県が８．６％でした。中国５県では島根県と山口県の２県が１１％を超えています。

▽中国地方の詳しいデータです。
【総住宅数】
　　　　　　２０２３年　　２０１８年
岡山県　　９５．６万戸　　９１．６万戸　　＋４．４％　　　
広島県　　１４６．４万戸　１４３．１万戸　＋２．３％
山口県　　７２．６万戸　　７２．０万戸　＋０．８％
鳥取県　　２６．２万戸　　２５．７万戸　＋２．２％
島根県　　３２．０万戸　　３１．４万戸　＋１．８％

【空き家数】
　　　　　　２０２３年　　２０１８年
岡山県　　１５．７万戸　　１４．３万戸　　　
広島県　　２３．１万戸　　２１．６万戸　
山口県　　１４．１万戸　　１２．７万戸　
鳥取県　　　４．１万戸　　　４．０万戸　
島根県　　　５．４万戸　　　４．８万戸　　

【空き家率】
　　　　２０２３年　２０１８年
岡山県　１６．４％　１５．６％　　　
広島県　１５．８％　１５．１％
山口県　１９．４％　１７．６％
鳥取県　１５．８％　１５．５％
島根県　１７．０％　１５．４％

【賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家率】
　　　　２０２３年　　２０１８年
岡山県　８．６％　　　８．０％　　　
広島県　７．８％　　　８．０％
山口県　１１．１％　　９．９％
鳥取県　９．７％　　　８．９％
島根県　１１．４％　　１０．６％

※二次的住宅は別荘など