社会の様々な分野で功績があった人に贈られる春の叙勲の受章者が発表されました。岡山では69人、香川では71人が受章します。

このうち、香川県元副知事の天雲俊夫さん(70)が瑞宝中綬章を受章しました。

(瑞宝中綬章 天雲俊夫さん)
「うれしかったと同時にありがたいことだなと思った。4代の知事をはじめ上司、同僚、良き部下の皆さんと一緒に仕事ができた賜物」

天雲さんは1976年に香川県庁に入庁、2011年から6年間副知事を務めました。県庁生活41年間を振り返り、長寿社会対策課長だった2001年からの2年間、新しく始まった介護保険制度の運用体制の構築に取り組んだことや、政策部長時代に高松空港の国際路線誘致に奔走したことなどを思い出として挙げました。そして開発が進む高松市のサンポートエリアを例に今後の県政の発展に期待感を示しました。

(天雲俊夫さん)
「高松の町なか、県内全体に滞留するような町づくりというか、そのためにサンポート地区をもっと再改造して、来る人たちが来やすいような、来て楽しいような便利なものに改造する必要があると思っているので、そこに力を注いでほしい」