体の不自由な人たちが日帰りの旅行を楽しむ特別列車「ひまわり号」が5月26日に運行されるのを前に、運動を支援しようと寄付金の贈呈式が23日夜、倉敷市で行われました。

贈呈式では、「ひまわり号」を走らせる倉敷実行委員会の西尾隆広会長に、OHKから寄付金の目録が贈られました。

「ひまわり号」は、日頃旅行する機会が少ない体が不自由な人たちのために列車を貸し切り一日を旅で楽しんでもらう企画です。1985年から毎年実施され、コロナ禍の影響で2020年から3年間中止されていましたが、2023年から再開され2024年で37回目となります。

(「ひまわり号」を走らせる倉敷実行委員会 西尾隆広会長)
「ひまわり号でしか列車の旅が出来ないという人も多くいるのでその人たちの思いをくんで一緒に旅をしたい」

5月26日に運行される「ひまわり号」は、障害者や家族、ボランティアなど約200人が参加し、JR倉敷駅を出て兵庫県姫路市に向かい、世界遺産の姫路城などを見て回ることになっています。