香川県の人口が、92万人を割り込み、52年ぶりに91万人台になったことが県の調査で分かりました。

香川県によりますと、県内の人口は、4月1日現在の推計で91万9513人と、前の月に比べ2970人減少しました。人口が、91万人台になるのは、1972年6月以来、約52年ぶりです。

市町別では、高松市で1233人の減少、丸亀市でも217人減少するなど県内すべての自治体で減少しています。

県内の人口は、2000年1月の103万928人をピークに減少が続いていて、減少のペースも早まっているということです。県では、「人口減少対策は、引き続き危機感を持って取り組まなければならない課題と認識している」としています。