6月12日の瀬戸内は広く高気圧に覆われ、暑かった11日よりさらに気温が上がった地点もあり各地で真夏日となりました。梅雨のシーズンで湿度も高く熱中症への注意が必要です。

水の感触を楽しみながら歓声を上げる子供たち。岡山市中区の操明小学校では12日にプール開きが行われ、1年生約80人が初めての水泳の授業に臨みました。

この時間の空は雲で覆われていて気温はまだ上がっておらず、水温は24度ほど。プールの水は少し冷たかったようですが、子供たちはダンスをしたり、水をかけ合ったりして楽しんでいました。

(児童)
「体じゃんけんをしたから、楽しかった」
「(水は)怖くない。ずっと水かけとった、かけられんかった」

12日は西日本の広い範囲で高気圧に覆われ、昼が近づくにつれて日差しが降り注ぐようになり、気温が上昇。正午過ぎの岡山市中心部では…。

(森下花音 アナウンサー)
「手元の温度計では度となっています。きょうも日差しが強いですね。非常に蒸し暑く感じます。」

12日も岡山・香川の複数の地点で真夏日となりました。6月9日には四国地方の梅雨入りが発表されましたがこの先も暑い日が続く見込みで、気象台は2024年の暑さは特に注意が必要だといいます。

(岡山地方気象台 濱子訓志調査官)
「6月から8月にかけて暖かい空気に覆われやすくなる予測となっていて、平年より(気温が)高くなると予想されている」
「空気が湿っていると体の汗が蒸発しにくくなる。体温が調整しにくくなることで熱中症の危険性が高まる」

湿度が高くより熱中症に注意が必要な梅雨時。岡山市北区のハンズ岡山店では最新の暑さ対策グッズが揃っています。

(森下花音アナウンサー)
「首に巻いてひんやりと気持ちいいネックリングですが、最近は可愛いデザインのものが人気ということです。」

繰り返し使える首用の冷却アイテムに夏らしい絵柄が施されたものが登場。他にも…

(森下花音アナウンサー)
「中でもこちらのクールタオルは「ラージサイズ超ロング」と書いてあり、なんとこんなに長いんです。」

首の後ろに冷却プレートが付いている首用扇風機など、より高機能なアイテムも増えています。中国地方の梅雨入りももうまもなく。湿度が上がるこの時期は夏本番と同様に熱中症への注意が必要です。