沖縄都市モノレール(渡慶次道俊社長)は6月29、30の両日、那覇空港駅から牧志駅の区間でゆいレールを終日運休する。3両車両の基地整備に伴う分岐器設置工事のため。同区間はバスが12分間隔で運行を代行する。牧志駅からてだこ浦西駅間は、臨時ダイヤで折り返し運行する。

 土日の部分運休のため、通勤・通学客への影響は少ないとみられる。一方、観光客への影響について沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)担当者は「公共交通の利用は観光客全体として多くはないものの、少なからず影響はある」とした。

 モノ社の担当者は「影響を抑えられるよう、幅広く事前周知を図る」とし、観光業界に施設へのポスター設置などで協力を呼びかける方針。当日はゆいレール各駅に職員を配置し、利用客に周知する。