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アメリカ海軍司令官は「オスプレイ」について全面的な任務の再開は、2025年半ば以降になるとの見通しを示しました。いっぽう、嘉手納基地では、海軍所属のオスプレイが基地周辺を飛行する様子が確認されていて、在沖アメリカ軍による運用が注視されます。

12日、アメリカ議会下院の公聴会で、アメリカ海軍のチェビ司令官はオスプレイの安全性などの調査が完了するには「6カ月から9カ月かかる」とした上で、全面的な任務再開は「2025年半ば以降になる」との見通しを示しました。

オスプレイを巡っては、アメリカ軍横田基地所属の機体が2023年11月に屋久島沖で墜落し、全世界のオスプレイの飛行が停止されました。

運用停止は2024年3月に解除されましたが、公聴会では議員から安全性が不十分として、「今すぐ飛行を停止しろ」との声もあがったということです。

嘉手納基地では6月10日に続き、13日もアメリカ海軍所属のオスプレイが、基地周辺上空を飛行する様子が確認されていて、在沖アメリカ軍による運用が注視されます。