ワイン用に栽培されている沖縄在来の野生ブドウ「リュウキュウガネブ」の収穫が恩納村で始まっています。

恩納村真栄田心地良い海風が吹く恩納村真栄田にある中田浩司さんの畑では、濃い紫色をした「リュウキュウガネブ」がたわわに実っています。中田さんはリュウキュウガネブを原料にワインを自家醸造していて、今年の収穫がきのうから始まりました。沖縄の固有種であるリュウキュウガネブですがまだ栽培方法が確立されておらず、中田さんは枝の剪定の仕方や収穫時期などを試行錯誤しながら育てています。

▽中田浩司さん:
「実に日光が当たりやすくすることをいま試して、去年よりも大きい房が多いのでちょっと安心しています」

2024年の収穫量は約100キロを見込んでいて、アルコール発酵させた後、年明けにもビン詰めする予定です。