65周年を迎えた吉本新喜劇の野外イベント『よしもとしんきげきフェス』が、大阪・万博記念公園で3日に開幕した。きょう4日まで、ミニステージや子ども向けワークショップ、資料展示、さらに花火(3日夜、4日は別の花火を実施)など多彩なプログラムで、爆笑を届ける。

 GW後半初日となった3日は、汗ばむほどの晴天となり、「太陽の塔」をバックに間寛平ゼネラルマネージャー(GM)が開会宣言。鮫島幸恵との結婚を発表した千葉公平が、総合MCを務めた。

 寛平は「お客さんがたくさん来てくれてうれしい」としみじみ。会場のあちこちで新喜劇の座員と触れ合える環境とあって、寛平に小学5年生から「新喜劇に入れてくれ」と直訴もあり、その様子をうれしそうに語った。

 2025年には「大阪・関西万博」が控えるが、1970年には万博記念公園で「大阪万博」が開かれた。若き日の寛平はダンプカーやショベルカーに乗り、万博のための工事に従事したと振り返り、「新喜劇に入ったとき、ちょうど万博だった」と懐かしんだ。

 さらに「(ショベルカーの)ユンボから“こういうの”をするようになってん」と、自身のギャグ「血ぃ吸うたろうか」などとの動きの共通点を明かした。「ホンマやねんって!」と強調すると、周囲から「誰も知らなかった…」と驚きの声があがっていた。

 「おもしろネタステージ」終了後の取材には、寛平、千葉、井上安世、藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)が出席した。