8人組ジャズ&ヒップホップバンド・SANABAGUN.(サナバガン)が8日、活動休止期間に入ることを発表した。

 SANABAGUN.は、高岩遼(Vo)、岩間俊樹(MC)、澤村一平(Dr)、谷本大河(Sax)、高橋紘一(Tp/※高=はしごだか)、大林亮三(Ba)、大樋祐大(Key/※祐=示へんに右)、磯貝一樹(Gt)からなる8人組。「ストリートにジャズのエッセンスを散りばめ、独自の個性とセンスを重んじて突き進む平成生まれのヒップホップチーム」として2013年に始動し、 2015年10月にメジャーデビュー。昨年、結成10周年を迎えた。

 活動休止までのライブは、現在発表されている公演と未発表の数公演のみとなる。ワンマンライブは6月21日の東京・Zepp Shinjuku公演がラストとなり、9月に予定されているイベント出演をもって活動休止期間へ。活動休止以降、メンバーは現在展開しているそれぞれのソロ活動に注力する。

 発表文は「そして、2027年1月8日 金曜日。次なる活動についてのお知らせをいたします」と3年後の日付を記して締めくくられた。

■メンバーコメント全文
▼高岩遼(Vo)
皆さん
今までありがとう
ちょっとひと息入れますわ。

この音楽人生はまだまだ長く遠く続いてゆく。
目には見えない芸術はどこか危うくて美しい。
ミュージシャンは儚くも自由で、一番カッコよく佇まなければならない。
男なら身一つで冒険に出ろ。
夢がある。生きてる意味がある。

いつか''ならず者''の旗の下にまた、
個性とセンスを重んじて、
鍛錬と研究の日々を重ね、
互いに傷の一つや二つ増やして、
背中デカくして再集結を路上で企もう。

それはバンドではない。
平成生まれのヒップホップチームとして。
集合体の傑作として。

これからも宜しく。

▼岩間俊樹(MC)
日頃、SANABAGUN.や個々のソロ活動をご支援、応援して頂きありがとうございます。
結成後、常にSANABAGUN.が生活の中心にあって、何をするにもそこをベースにがむしゃらに走り続けた10年。 
今後の期間は僕にとって、『立ち止まって観えるものを見定め、新しい自身の可能性を見出す』期間とさせて頂きます。
皆さんに支えられてここまでこれました。ここまでこれたおかげで色んな考え方ができるようになりました。
感謝しています。
本当に勝手ながら、今回の決断、ご理解して頂けると幸いです。
ps.僕自身がペンを止めることはありません。

▼澤村一平(Dr)
去年10周年を迎えたSANABAGUN.。自分としては、20代のほとんどをサナバに費やしたと言ってもよくて、たくさんの出会いも経験もサナバを中心に回っていた10年間でした。
気付けばサナバと共にあるのが当たり前の生活だったし、これからもずっとそうありたいという気持ちは変わっていません。

これからもずっとその当たり前を続けるために、ちょっとの期間非日常を味わってみようと思います。

10年間応援ありがとうございました。
また会いましょう!

▼谷本大河(Sax)
自分にとってサナバはいつでも帰って来れる“家”みたいなもんだと思っています。8人での共同生活はめちゃくちゃ楽しいけど、ずっと"家"の中にいる訳にはいきません。時には旅も必要なんだと。
急なお知らせで驚かせてしまい申し訳ないですが、ご心配なく。
冒頭でも言った通りサナバは“家”です。8人が帰って来た際はまた我々の永遠の青春にお付き合い下さい。

▼高橋紘一(Tp)
四季が移ろうように、
SANABAGUN.もまたその摂理の上にいる。

バカで最高な、ならず者達と10年間で味わった酸いも甘いも旨いも苦いも悔しいも。

これまで応援してくれた皆様へ、本当にありがとう。

来たるべく春へ向け、日々精進。

これもまた人生。

▼大林亮三(Ba)
いつも応援してくれてる皆様。
SANABAGUN.は少しばかりお休みします。
突然のご報告になってしまい、ごめんなさい。
期待を裏切らない8人。かっこよくあり続けるためにも休止中も各々はストイックにやっていくでしょう。
少し寂しさもありますが、また会うその日まで皆んながどんな風にパワーアップしてるか楽しみにしててください。またすぐに。

funk!!

▼大樋祐大(Key)
SANABAGUN.鍵盤の大樋祐大です。

いつも応援して下さっているファンの方々、並びに関係者の皆様 突然の報告申し訳ございません。
数年後より一層素晴らしいプレイヤーになって戻って来れる事を夢見てます。僕も精進します。
今後ともSANABAGUN. 及びメンバー8人の事も見守っていて下さい。

▼磯貝一樹(Gt)
SANABAGUN.に加入してあっという間の3年間。
沢山の勉強をさせてもらいました。
少しの間活動を休止しますがまた戻ってくるので心配いりません。
その日までメンバーそれぞれが自分を磨き、それぞれの人生を生きてまた集まることでしょう。その時を僕もすごく楽しみにしております。またお会いしましょう。