俳優の草なぎ剛主演の映画『碁盤斬り(読み:ごばんぎり)』(5月17日公開)を監督した白石和彌と落語家・柳家花緑が出演する一夜限りのスペシャルイベントが、公開日の前夜16日に東京・新宿末広亭で開催されることが決定した。

 映画『孤狼の血』などを手がけた白石監督が初めて時代劇に挑戦した本作は、古典落語の演目『柳田格之進』(別名に『柳田の堪忍袋』もしくは『碁盤割』。『柳田角之進』とも書く)が原作。

 イベントでは、誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺である落語「柳田格之進」を花緑が口演し、白石監督と対談を行う。映画『碁盤斬り』と落語協会百年興行とのコラボ企画となる。開演は午後9時(開場は午後8時45分)。

 本作は、あるえん罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りをかけ、囲碁を武器に死闘を繰り広げるリベンジ・エンタテイメント。草なぎがえん罪におとしめられた浪人・柳田格之進役で主演。格之進の娘・お絹を清原果耶が演じる。ほか、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼らが出演。