アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が主演する27日スタートのテレビ東京木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(毎週木曜 深0:30)の記者会見が25日、東京・テレビ東京で開かれた。会見では同作のエンディングテーマを担当するアーティストが解禁され、LINKL PLANETが新曲「ソライロ」を生披露した。

 LINKL PLANETはBANDAI SPIRITSのプラモデル公式PRアンバサダー。エンディングテーマをドラマのシリーズ1作目から引き続き担当することとなった。ドラマの夏の田舎の空をテーマに、何気ない空の景色に前向きな気をもらう誰もが感じたことがある淡い感情を表現した楽曲となっている。

 会見では同作でプラモデル屋の店主役を演じる田中要次とLINKL PLANETに所属し、ドラマではプラモデル屋のバイトとして出演する石田悠佳の強い絆を感じる一幕が。田中によると、天候不順などの影響で撮影スケジュールが思うように進まなかったといい、本日の生披露のため、本来であれば昨日に石田は都内でリハーサルを行う予定だったが、それがかなわず、本番直前まで一人で練習に励む様子を目にしていたという。

 本番の様子をモニターで見守っていた田中は「見ていたら泣けてきちゃった。本当に自分も一緒に踊ってる気持ちで見てました」と照れくさそうに話した。その後、パフォーマンスを終えたばかりの石田が登場すると「パーフェクトだったね」と田中がねぎらいの言葉を送り、石田も「ありがとうございます!」と満面の笑みで応えた。

 2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-』、そして昨年7月期に“もう1つの世界”を描いた『量産型リコ-もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』が放送され、与田をはじめとする前作に出演したキャスト陣が同姓同名のまったく異なる役柄で登場し話題となった。

 シリーズ3作目にして最終章となる今回は、“家族”をテーマに、実家に帰ってきたリコとその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマとなる。

 会見にはこのほか、与田祐希(乃木坂46)、市川由衣、佐月絵美、矢柴俊博、浅香唯、森下能幸が登場した。