アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が主演する27日スタートのテレビ東京木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(毎週木曜 深0:30)の記者会見が25日、東京・テレビ東京で開かれた。

 2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-』、そして昨年7月期に“もう1つの世界”を描いた『量産型リコ-もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』が放送され、与田をはじめとする前作に出演したキャスト陣が同姓同名のまったく異なる役柄で登場し話題となった。シリーズ3作目にして最終章となる今回は、“家族”をテーマに、実家に帰ってきたリコとその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマとなる。

 会見には主演の与田に加え、市川由衣、佐月絵美、矢柴俊博、浅香唯、森下能幸、石田悠佳(LINKL PLANET)、田中要次が登場。舞台に上がる際には互いの肩に手をかけながら列車のように登場するなど仲睦まじい様子を見せた。主演の与田は「このドラマではいつも素敵な出会いに恵まれていまして、今回は家族ということで、より楽しみだったんですけど、ご覧の通り家族になれたのですごくよかったです」と話し、「これが一応最終章ということで、そういった気持ちで挑ませていただきましたが、最後にふさわしい作品になったかなと思います」と手応えを語った。

 撮影中の印象的なエピソードでは、主演の与田が手作りクッキーを現場に差し入れたという献身的な様子が明かされた。与田は「皆さんが糖分欲しいかなと思って、夜な夜なクッキー焼いて持っていったりしちゃったりして。でも味にあんまり自信がなかったので、一旦(キャストの)家族で試した上ででスタッフさんに配りに行きました(笑)」と照れ笑いを浮かべた。ともにイベントに登場した矢柴俊博は「前の日も夜遅く、あまり寝てない状態で。クッキーを持ってきてくれた座長、素晴らしかったです」と感謝。浅香唯は「ハートマークに型どったりしてね、本当に美味しかったです」と笑顔を見せるなど、会見ではドラマの雰囲気を予感させるような温かな空気が漂っていた。

 会見には主演の与田に加え、市川由衣、佐月絵美、浅香唯、森下能幸、石田悠佳(LINKL PLANET)、田中要次が登場した。