7歳と3歳の男兄弟のご家庭に誕生した双子の姉妹。あまりの可愛さに日々、メロメロのお父さん。ところが、そんなお父さんに対して、双子姉妹はいたってクール。外出先から帰宅しても、「誰だろう?」「全然わかんねーや」の塩対応。しかし、その半年後…。双子姉妹の父親に対する反応の変化を追ったシリーズ投稿に反響があり、「パパ可愛くてたまんないだろうな」「二人の顔を見たらお父さんの疲れもふっとびますね」「『わかんねーや』からの大成長」などのコメントが寄せられている。投稿者のお父さんに、当時の様子や双子姉妹について話を聞いた。

――双子の娘さんたちによる「パパが帰ってきた時の反応シリーズ」が、人気です。動画を投稿しようと思ったきっかけを教えてください。

「娘たちが6〜7ヵ月頃、帰宅したときに『え? 誰?』という反応をよくされていたんです。少し寂しい反面、おかしくて、記録に残しておこうと思い撮影したのがはじまりです」

――6ヵ月から8ヶ月目、そして11ヵ月目と、徐々に変わっていく娘さんたちの反応を、どのように受け取られましたか。

「段々と父親を父親として認識するようになっていると感じていました。母親だけの世界観から、父親、そして兄たちと、成長してどんどん関係が広がっていくのは見ていて楽しかったです。なにより嬉しかったですね!」

――投稿には「娘に懐かれたい。ただそれだけ」と、可愛い双子姉妹への切実な想いが綴られていましたが、娘さんたちの反応でこの他にも「塩対応だなぁ」と感じることがあれば教えてください。

「基本的に母親にベッタリなので、手前に父、奥に母という並び順だと、必ず父親をスルーして母親の元へ行きます(笑)。ミルクや離乳食も父親からは食べないけれど、母親からなら食べる、といったようなことが多々ありますね…。」

――それは、ちょっと寂しいですね(笑)。男の子兄弟を経験なさったあとの双子姉妹の育児、どのような違いを感じていますか。

「やはり息子たちとは違った可愛さがあります。体格も娘の方が小さく、柔らかい感じがするため、そういう面でも息子とは違うなぁと感じています。ただ、どうしても将来のことが頭をよぎってしまいますね。いつか手放すときがやってくると思うと、可愛い反面どこか切なさもあります。これは息子たちにはなかった感覚です」

――双子育児のお悩みと、双子の魅力をお聞かせください。

「同時に泣いた時に両方を抱っこできないことが辛いです。腕がもう2本あればいいのにと人生で初めて思いました…。良いところはシンプルに“なんでも2倍”なことでしょうか。2人で同時に駆け寄ってくるとか、たまらないですよ。可愛さも2倍なので、毎日メロメロになっています」