TCLジャパンエレクトロニクスは、量子ドットMini LEDテレビ「C855」「C755」シリーズ、4K液晶テレビ「C655」シリーズを5月16日(木)より順次発売。予約受付を本日4月18日より開始した。価格はオープンだが、ラインナップの詳細と予想実売価格は以下の通り(表記いずれも税込)。

■「C855」シリーズ

・75V型「75C855」 400,000円前後

・65V型「65C855」 330,000円前後

■「C755」シリーズ

・85V型「85C755」 450,000円前後

・75V型「75C755」 300,000円前後

・65V型「65C755」 250,000円前後

・55V型「55C755」 190,000円前後

・50V型「50C755」 160,000円前後

■「C655」シリーズ

・98V型「98C655」 600,000円前後

・85V型「85C655」 370,000円前後

・75V型「75C655」 250,000円前後

・65V型「65C655」 190,000円前後

・55V型「55C655」 150,000円前後

・50V型「50C655」 100,000円前後

・43V型「43C655」 90,000円前後

「C855」「C755」は、TCLの量子ドットMini LEDを搭載したシリーズ。鮮やかなビジュアルとリアルな色彩、高コントラスト比を提供する最新映像表現技術を採用。色域はDCI-P3を98%カバー、ナノスケールの量子ドット材料と有機材料を複数層にわたり共重合させることで25%の輝度向上とΔE<0.99のプロフェッショナルな色精度を実現したとする。

画面解像度は4K(3840×2160)。10万時間の有効発光能力を備える量子ドットProを採用し、高い色精度で豊かな色彩を正確に表現し、リアルで臨場感のある映像を表示させると謳っている。

C855シリーズは「Mini LEDテレビを120%体感できる」と謳うプレミアムモデル。75V型、65V型の全2モデルをラインナップし、75V型「75C855」ではHDR 3,500nitsの高輝度を実現。明るい空間でも快適に映像視聴が行えるとする。

HDR10、HDR10+、HLG、IMAX Enhancedフォーマットをサポート。倍速パネル、DLG 240Hz、最大144HzのVRRに対応する。

C755シリーズは、量子ドットMini LEDのエントリーモデル。85V型、75V型、65V型、55V型、50V型の全5モデルを展開。1,300nitsの高いピーク輝度によって鮮やかな明暗表現を実現。500個以上に分割されたローカルディミングゾーンごとに光制御する構造により、精緻な映像を描写するという。

ゲームプレイでは画面のリフレッシュレートとグラフィックカードの出力を同期させ、画面のちらつきやティアリングを軽減する「FreeSync Premium Pro」を採用。滑らかで快適なゲームプレイを可能にする。倍速パネル、DLG 240Hz、最大144HzのVRRをサポートする。

C655シリーズは、豊富なサイズをラインナップする量子ドット4K液晶モデル。98V型、85V型、75V型、65V型、55V型、50V型、43V型の全7モデルを展開する。

10万時間の有効発光能力を備える量子ドットProを採用。地上波やネット配信映像の画質を分析し、視聴環境に応じて色彩やコントラスト、動きの滑らかさを最適化する「AiPQプロセッサー 3.0」を搭載する。

55V型以上のモデルは最大144HzのVRR対応により、滑らかな映像表示を実現するという。

そのほか、全シリーズの共有仕様としてGoogle TVを搭載。YouTubeやAmazon Prime Video、Netflix、Hulu、Disney+、Apple TV+、U-NEXTなど豊富なネット動画サービスに対応する。