木村拓哉主演、4月25日(木)よりスタートするヒューマンエンタメ大作『Believe−君にかける橋−』。

本作では、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が「刑務所に収容される」という思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索。先の読めない手に汗握るサスペンスと、スリリングかつ心に染み渡る人間ドラマが交錯する壮大な物語を紡いでいく。

木村をはじめ、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也(特別出演)、上川隆也(友情出演)、斎藤工、小日向文世、天海祐希ら豪華キャスト陣の出演も発表され大きな話題を呼んでいる本作。

そんななか、濱田龍臣、一ノ瀬ワタル、岩谷健司、市川知宏、尾上寛之、持田将史(s**t kingz)、澤井梨丘、近藤公園、片山友希、小野武彦、賀来千香子――色とりどりの実力派11名の出演が解禁された。

受刑者からも恐れられる区長・林一夫(上川)が目を光らせる「国立刑務所」の処遇部門第3区にわけあって収容されてしまう主人公・狩山。

彼は、“とんでもなくヤバい3人の同房者”と日夜を共にすることになる。

濱田龍臣が演じるのは、どこまでも暗く謎めいた影をまとう殺人未遂犯・野口ヒロト。オファーを受けた際は「受刑者役は今回が初めてで、すごく緊張していた」という濱田。「他の受刑者たちとは違うヒロトの背景や思いと、狩山さんと同室に収容されることによって変化していくヒロトの思いを、皆様にお届けしたい」と意気込む。

また、Netflixの大ヒットドラマ『サンクチュアリ -聖域-』(2023年)で一躍脚光を浴びた一ノ瀬ワタルは、妙に頭が切れるからこそ厄介な特殊詐欺犯・灰谷耕太を力演。

「木村さんがとにかくカッコよくて優しくて面白くて、現場は本当に楽しかったです。カメラが回ってないときは、僕らの103房室はまるで修学旅行の部屋みたい」と頬を緩ませる一ノ瀬だが、劇中ではのっけから狩山に鋭い牙をむいていくことに。

そして、親分である灰谷と共に狩山を容赦なく打ちのめそうとする超凶暴な強盗犯・赤塚力を演じるのは持田将史(s**t kingz)。

『半沢直樹』(2020年)やNHK連続テレビ小説『エール』(2020年)への出演を皮切りに俳優としても注目を集め続ける持田が、「木村さんと一緒にお芝居ができる日が来るなんて、夢のようでした! 素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと一緒にお芝居ができるのは、何よりも幸せです!」と声を弾ませ全力で開拓する新表現に注目だ。

さらに、新時代のバイプレーヤーとして名を馳せる尾上寛之が演じるのは処遇部門第3区の主任刑務官・宇崎誠吾、そして大ベテランにして名バイプレーヤーの小野武彦が演じるのは殺人未遂罪で服役中の元小学校教師・小野俊夫。2人はどんな形で狩山と関わっていくのか?

◆刑務所外でも…一筋縄ではいかない面々

刑務所の外の人物ではまず、自身の原点である演劇はもちろん、映像作品でも精力的な活動を展開している岩谷健司。彼が演じるのは、狩山が勤める大手ゼネコン「帝和建設」の常務取締役・桑原誠。狩山に優しく寄り添う代表取締役社長・磯田典孝(小日向)とは対照的に、手厳しい姿勢を見せる。

また、物語において重要なカギを握る狩山の妻・玲子(天海)が働く「聖修大学病院」循環器センターでは、テレビ朝日系で今年放送された『グレイトギフト』でも新たな顔を見せた市川知宏が玲子の部下である看護師・北村晴彦、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(2023年) で主人公・花田鈴子の少女時代を演じて注目を浴びた澤井梨丘が入院患者・井本奏美、『エルピス-希望、あるいは災い-』(2022年)などの映像作品のほか数々の舞台でも異彩を放つ近藤公園が医師・石原進を演じることに。

さらに、映画『茜色に焼かれる』(2021年)で多数の賞を受賞し、『ブギウギ』(2023年)でも視聴者の心を掴んだ片山友希は国立署の刑事・梶田千佳に扮し、警視庁捜査一課の刑事・黒木正興(竹内)と共に狩山を窮追。

また、言わずと知れた名女優・賀来千香子は、狩山が尽力してきた「龍神大橋」プロジェクトの舵を取る東京都知事・榛名文江を堂々たる風格を漂わせながら演じる。