地元の反発必至　米軍・嘉手納基地で５ヵ月連続のパラ訓実施

５ヵ月連続の実施に地元からの反発は必至です。県などが中止を求める中、アメリカ軍は２０２４年４月１９日、嘉手納基地上空でパラシュート降下訓練を実施しました。

儀間純記者は「時刻は午後２時を回りました。いま嘉手納基地上空に、複数のパラシュート部隊が姿を現しました。ゆっくりと降下する様子が確認できます。」と伝えました。

ＳＡＣＯ最終合意では、県内でのパラシュート降下訓練は原則、伊江島での実施となっていますが、アメリカ軍は、伊江島の滑走路の状態が悪い事を理由に２０２３年１２月から２０２４年３月まで嘉手納基地での訓練を実施していました。

２０２４年４月１９日午後２時ごろ、嘉手納基地上空を飛行する特殊作戦機から兵士が次々と飛び降り基地内にゆっくり降り立つ様子が確認されました。

嘉手納基地での訓練は、これで５カ月連続となりおよそ１時間半の間に合わせて２０人の隊員がパラシュートで降下しました。

県や地元自治体は、これまで訓練を実施しないよう求めていましたが、今回の強行で反発は必至です。