家族ごとに異なるレシピのルールが寄せられる『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の名物コーナー「華麗なる食卓」。 5月15日の放送では、薬味としてのネギの威力の話からナポリタンソースの話に及びました。 つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

     

ネギ万能説

以前のこのコーナーで「そうめんにはネギしか入れない」との話題が出ましたが、まずはそのリアクションから。

「ネギはあらゆるものに重要なポジションにおりまして、そうめんはもちろん、かけ蕎麦、素うどんに冷奴にチャーハンなど、ネギがあるのとないのとでは明らかにクオリティが違ってきます」(Aさん)

小高「見た目、香り、味。やっぱり万能!ネギの威力はすごいね」

「そもそもそうめんの具ってネギ以外に何かあるんでしょうか?私は生まれてから55年、ネギだけです」(Bさん)

「ネギ万能説。麺類全般にはネギが欠かせません。けど、一般家庭にネギ以外の薬味を揃えるところはあるんでしょうか?我が家は薬味に大葉を植えましたが、他に何かありますか?」(Cさん)

何もないと言いながら

「そうめんのトッピングがない時はネギだけとの意見もありましたが、我が家はネギもない時があり、そんな時はチューブわさびを落とします」(Dさん)

すると、不思議にも蕎麦を食べているような高級感が味わえるそうです。

「その他にチューブしょうがや柚子胡椒。あとは鯖の水煮缶詰、これはさらにうまいです」(Dさん)

小高「何にもないとか言っておきながら、だんだん豪華な感じになってるじゃないの」

試して欲しい

「そうめんのつゆを豆乳で割ってみて下さい」(Eさん)

小高「絶対美味しい!これ、ぜーったい美味しい!」

つボイ「ものすごい力入ってるね。今のひと言でこの後のエネルギーも全部使ったなあ」

「僕の場合、薬味と言えばおろし生しょうがでありまして、冬は酒粕で作る甘酒や、片栗粉で作る葛湯に入れたりして身体を温めます」(Eさん)

これからの季節は冷奴やそうめんにと1年中利用しているそうです。

「時にはコーヒーに入れたりもいたします」(Eさん)

小高「コーヒーそうめん?違うか」

そうめんとコーヒーは無関係。コーヒーに生しょうがを入れるというEさんです。

小高「甘めのコーヒーで食べるとデザート感覚でいけるかも。誰か試して。私はやらないけど」

つボイ「ちょっとした工夫で一変するという話ですね」

娘の味覚に疑問

話題は薬味から変わります。

「うちの30歳の娘ですが、彼氏と同棲しておりまして…」(Fさん)

つボイ「食べ物よりこっちの方が興味あるやん。いつぐらいから同棲してるの?」

小高「そこに引っかかるな(笑)」

「その彼氏から『お父さん、聞いてください。先日のお昼に蕎麦が出たんですが、蕎麦にナポリタンソースがかけてあるんですよ』と電話がありました」(Fさん)

小高「これはご家族の中で定番なのでしょうか?」

電話を娘に代わってもらって話を聞くと、彼が蕎麦が好きなので、同じ麺類だから問題ないだろうとナポリタンソースをかけたそうです。「彼は食べなかったけど美味しかったよ」とのこと。

「うちの娘はどんな味覚をしているんだろう?私は、申し訳ないと彼氏に謝りました」(Fさん)

ナポリタン蕎麦の味は?

「蕎麦にナポリタンソース」の考察が始まりました。

小高「でも、山口のツアーで瓦そば食べたじゃないですか」

以前の番組リスナーツアーで山口県を訪れたことを思い出す小高。
名物の瓦そばは茶蕎麦を焼いて、甘辛いタレにつけて食べる食べ物。山口県民のソウルフードともいわれます。

小高「衝撃的でしたけど。美味しかったもんね。だから蕎麦にナポリタンソースもやってみると意外にいけるかも」

つボイ「申し訳ないんですけど、観光地で食べるものって当たりはずれがあるんですよ」

観光地なので、美味しくてもリピーターができて毎日のように食べに来るということがないので、奇をてらったメニューも結構ある、と持論を展開するつボイ。

小高「なんだろうと思わせて、1回食べてくれたらいいというやつね」

つボイ「瓦そばも、まあそんな部類かなと思って食べました。めっちゃくちゃ美味しいんですよ!」

瓦そばを絶賛するつボイでした。

つボイ「ふたりの間柄がナポリタンソースで瓦解していきはしないかと心配です」

蕎麦にナポリタンソース、合うかどうか、興味のある方はぜひお試しください。新しい世界が広がるかもしれません。 
(尾関)