広島県福山市内のスーパーで現金約52万円が奪われた事件で、強盗などの罪に問われた男の初公判が7日、広島地裁福山支部で開かれました。

起訴状などによりますと、福山市の作業員の男(29)は2023年12月、別の被告の男(28)と福山市瀬戸町のスーパーに押し入り、レジ店員に対して包丁などを示して「お金だしてください」などと脅し現金約52万円を奪ったとされます。

7日の初公判で作業員の男は、「間違いないです」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で「男は知人3人から数万円ずつお金を借りて生活していて、借金の返済などに充てるため強盗して現金を手に入れることとした」と指摘しました。

一方、弁護側は「被害弁償はするつもり」と述べました。

別の被告の男の初公判は、17日に予定されています。