再開発が続く広島駅ですが、南口のバス乗り場が来月、新しい駅ビルの1階に移動し、暫定利用されることになりました。広電の広島駅乗り入れはどうなっているのか、駅ビルの様子はどうなっているのかも確認してきました。

小林康秀 キャスター
「稲荷町交差点にやってきました。広島駅への駅前大橋ルートへの道のりですが、線路を敷設する工事が行われています。砂利が持ち込まれていますね」

RCC

駅前大橋ルートの進捗状況は現在、5割とのことです。

小林康秀 キャスター
「白いコンクリートの部分を見てください、これが稲荷町電停になります。広島駅から八丁堀方面に行く電車などはここを使うことになります」

この線路の終着地点、広島駅です。

小林康秀 キャスター
「広島駅が見えるところまでやってきました。先月、ある程度の囲いがはずされましたね。銀色の加飾は重厚感を感じます。折り鶴を折ったイメージだそう。そしてガラス張りの階も見えまして、広島駅の文字も見えます。路面電車が入ってくるところを上から見下ろす感じなんでしょうね」

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そして、路面電車の駅ビル2階への乗り入れは?

小林康秀 キャスター
「巨大な橋げたが組み立てられています。あの橋げたがスライドして、大洲通りに渡されることになります」

こんな発見も……

小林康秀 キャスター
「あちらをご覧ください。エディオン蔦屋家電のガラスを鏡にして、『さかさ広島駅』が見えるんですね」

RCC

そんな中、工事中の新広島駅ビルでは、一部の利用が始まります。

小林康秀 キャスター
「広島駅南口のバス乗り場です。駅ビル工事の進捗に伴って移動することになりました。場所は駅ビルの1階部分です」

広島駅南口バス乗り場は、現在、工事中の新しい駅ビルの1階部分に移動し、暫定利用を開始します。これに伴い、現在のバス停やバス停に通じる階段も閉鎖されます。乗り場番号も変更することになるため、当面の間、誘導員を配置することにしています。

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バス乗り場は、来年春の駅ビル開業後も工事で暫定利用が続くため、最終的な完成は2026年度末を目指しています。