地元企業がコラボした話題ですが、作ったのは葬儀で使われる「棺」です。広島市の寺で入棺体験会がありました。

入棺体験会が開かれたのは、広島市中区の本覚寺です。広島県福山市で棺を製造している「共栄」が主催したもので、午前と午後の部あわせておよそ40人が参加しました。

会場には、「赤ヘル」のような赤色で塗装された棺と白く加工された棺が設置され、参加者の目を引いていました。

RCC

参加者
「カープファンにはたまらないですよね」

入棺体験会で参加者は自分に向けた弔辞を作成し、それをほかの人に読んでもらいながら、棺に入っていました。

参加者
「声がけっこう聞こえてきて。異空間だった。思ったより怖くなかったし、感動しました」

RCC

共栄 栗原正宗 社長
「棺に入って、死を意識することが、明るく元気に生きていくきっかけになるといいかなと思って開催しました」

カープとコラボした棺は、県内の葬儀業者などで取り扱っているということです。