6月から始まる1人4万円の定額減税について、中国経済産業局は個人消費の持ち直しにつながればと期待感を示しました。

中国経済産業局 実国慎一 局長
「いつもより余計に入ったからその分何か使ってみようかと、明るいマインドにつながっていけばいいと思っている」(22日)

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中国経済産業局によりますと、3月の広島県内の百貨店とスーパーの売り上げはおよそ363億円で、前の年の同じ月に比べて3.3パーセント伸びました。

ひな祭りが日曜日にあたったため関連商品が好調だった一方、寒さで春物衣料などが低調だったということです。

個人消費の判断は去年12月、「持ち直しの動きに足踏み感がみられる」と引き下げられてから4か月連続で据え置かれたままです。

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中国経済産業局は「定額減税に加え、賃上げとボーナス支給が与える影響を注視していきたい」としています。