スーパーマーケットの駐車場で未会計の商品を地面に投げつけたなどとして、無職の男が再逮捕されました。男は4月、バスの運転手を殴ったなどとして現行犯逮捕されていました。

威力業務妨害の疑いで再逮捕されたのは、広島市西区に住む無職の男(74)です。

警察によりますと、男は去年12月11日午後6時前、広島市西区庚午北1丁目のスーパーマーケットの駐車場で、商品の入った買い物かごを地面に投げつけ、販売できない状態にし、商品の回収などを店舗従業員にさせて業務を妨害した疑いがもたれています。

男は「なんのことかわからない」と容疑を否認しているということです。

男は会計を済ませずに店舗の建物から出て駐車場を歩いていたため、店舗関係者が声をかけたところ、買い物かごを地面に投げつけたということです。買い物かごのなかにはパンなどの食料品が入っていて、形が崩れるなどして販売ができない状態になったということです。

スーパーマーケットの店長が110番通報をして警察が駆けつけましたが、男はすでに立ち去っていたということです。警察は、防犯カメラや当時の目撃情報などから男を特定したとしています。

男は4月、広島市の路上で、バスの運転手を殴ったとして現行犯逮捕されていました(5月26日付け処分保留)。警察は事件のいきさつを調べています。