[1日 ロイター] - 米電子商取引(EC)大手イーベイが1日発表した第2・四半期売上高見通しは市場予想を下回った。コレクターズアイテムや自動車部品など主力商品群の不振が背景にあり、株価は引け後の時間外取引で5%下落した。

物価高を受けて利用者が選別的に商品を購入する傾向を強めているほか、アマゾン・ドット・コムなど大手ECサイトとの競争が業績を圧迫している。

同社が示した売上高見通しは24億9000万─25億4000万ドルと、LSEGがまとめた市場予想平均の25億6000万ドルを下回った。

調整後の1株利益見通しは1.10─1.15ドルで、中間値が市場予想の1.14ドルを下回った。

第1・四半期の売上高は前年同期比2%増の25億6000万ドルで、市場予想の25億3000万ドルをやや上回った。調整後1株利益は1.25ドルと、アナリスト予想の1.20ドルを上回った。

ECサイト上の総取引額(GMV)は1%増の186億2000万ドルだった。