[ワシントン 2日 ロイター] - 米労働省が2日発表した4月27日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は20万8000件と前週から横ばいとなった。

エコノミスト予想は21万2000件。労働市場の逼迫継続を示唆した。今年の新規失業保険申請件数は19万4000件─22万5000件の範囲で推移している。

季節調整前の申請件数は1万3884件減の18万8740件。カリフォルニア州で4563件減少したほか、コネチカット州、マサチューセッツ州、オレゴン州、テキサス州、ロードアイランド州でも大きく減少。イリノイ州とアイオワ州では増加した

今回のデータは4月の雇用統計の調査期間と重なっていない。

世界的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、4月に発表された人員削減数は6万4789人で、前月から28%減、前年同月比で4.6%減となった。