[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した3月の製造業新規受注は前月比1.6%増と、ロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。

民間航空機や自動車の需要が下支えとなり、2月の1.2%増から伸びが加速した。輸送機器を除くベースでは前月比0.5%増。

民間航空機の受注は30.6%急増。前月は15.6%増だった。自動車・同部品・トレーラーの受注は1.1%増。運輸全体では7.8%増。2月は1.7%増だった。

機械の受注は0.1%減。一方、コンピューター・電子製品の受注は0.7%増加した。電気機器・家電製品・同部品の受注は横ばいだった。

製造業出荷は0.3%増、在庫は横ばい。受注残は0.4%増加した。

企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.1%増。前回発表は0.2%増だった。

コア資本財の出荷は横ばい。前回発表は0.2%増。

非国防資本財の受注は5.4%増で、前回発表から変わらず。一方、出荷は1.7%減。前回発表は1.5%減だった。