[ストレーザ(イタリア) 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は24日、物価が安定していれば、ECBが6月に利下げを開始する可能性が高まると述べた。

「現状が維持されれば、6月に最初の金利調整に踏み切る可能性が高まる」と会見で述べた。

ナーゲル氏は賃金動向は横ばいとなり、インフレが緩和される可能性があると予想。同時に、6月の利下げはその後のECBの決定について何も確約するものではないと改めて述べた。

ECBは6月6日に理事会を開く。