[ジャカルタ 19日 ロイター] - インドネシア中央銀行の金融管理責任者、エディ・スシアント氏は19日、中東情勢の緊迫化で通貨ルピアが下落しているのに対し「市場の信頼維持に向け一段と大胆な」介入を実施していると表明した。

同氏はロイターに対し、中銀が「トリプル介入」を実施し、特に為替のスポット市場と国内のノン・デリバラブル・フォワード市場で介入していると語った。

ルピアは19日の取引で一時0.7%安の1ドル=1万6285ルピアと、4年ぶりの安値を付けた。イランとイスラエル間の緊張激化の報道でリスク回避心理が高まった。