[バンコク 1日 ロイター] - タイ国王は元外交官のマリス・サンギアポンサ氏を外相に充てる人事を承認した。1日の官報に掲載された。28日に辞任したバーンプリー氏の後任となる。

65歳のマリス氏はオーストラリアとカナダ大使のほか、バーンプリー氏の顧問を務めた。

タイが隣国ミャンマーの紛争を沈静化させるための外交努力を進める中での外相交代となった。

政治アナリストのThitinan Pongsudhirak氏は、ミャンマーの将来のためにタイが仲介者となるべきとの首相の指示に変更はないとの見方を示した。目的は変わっていないが実現するためには多くの課題があると指摘した。