Shaloo Shrivastava

[ベンガルール 2日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた4月のインドHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)は58.8と、前月付けた16年ぶりの高水準である59.1から低下した。

ただ、強い需要を反映して景況改善・悪化の分岐点となる50を34カ月連続で上回り、長期平均も上回った。

生産と新規受注の指数は3月から低下したが、旺盛な需要を背景に過去3年強で2番目の高水準だった。海外需要は1月以来の水準に低下したが好調を維持した。

企業の楽観度も改善。今後1年について需要が堅調を維持し、生産が増えると見込んだ。楽観的見通しに伴い雇用指数が2カ月連続で増加を示した。