[ブカレスト 7日 ロイター] - ルーマニアのヨハニス大統領は7日、ロシアが侵攻するウクライナへの地対空ミサイルシステム「パトリオット」供与について協議する用意があると述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領はパトリオットなどの防空システムの追加供与を求めている。欧州連合(EU)内では、ドイツがパトリオット砲台の追加供与を確約し、スペインはミサイルを供与するとしている。

ギリシャやオランダ、ポーランド、ルーマニア、スウェーデンなどもパトリオットシステムを保有している。

ヨハニス氏はバイデン米大統領とホワイトハウスで会談し、会談後に「ここ数週間、誰がウクライナにパトリオットを供与できるかという議論があった」と述べ、「バイデン大統領は会談でそのことに触れ、私は協議に前向きだと伝えた」と説明した。