[10日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は10日、ミシュスチン氏を再び首相に任命した。ロシア政府が発表した。

これに先立ち、プーチン大統領はミシュスチン首相の再任を議会に提案し、下院が投票で承認していた。

ミシュスチン氏は戦時下で経済的難局を乗り切るためプーチン氏を支えてきたテクノクラート(専門知識のある官僚)として知られている。

プーチン氏の全ての決断を支持してきた議会には事実上反対派がいないため、同氏の承認はほぼ確実となっていた。

再選を果たしたプーチン大統領の新任期入りに伴い、政府は憲法に沿って総辞職していた。

プーチン氏は大規模な内閣改造は行わないと予想されており、ショイグ国防相やラブロフ外相などの主要閣僚は留任する見通し。

これによりプーチン氏は安定をアピールできるとアナリストは指摘する。