Karen Lema

[マニラ/北京 13日 ロイター] - フィリピン国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官は13日、南シナ海の排他的経済水域(EEZ)にある岩礁や浅瀬、小島をより厳重に警備すると表明した。

フィリピン沿岸警備隊は11日、スプラトリー諸島のサビナ礁に船舶を派遣したと発表。フィリピン側は同海域で中国が人工島を建設していると非難している。

マラヤ氏はテレビ番組で「埋め立て活動が行われないようにするのはわれわれの責任だ」と語った。

一方、中国外務省はフィリピン側の非難に「根拠がない」と反発。汪文斌報道官は定例会見で「このところフィリピン側は繰り返しうわさを流し、故意に中国を中傷し、国際社会を欺こうとしているが、無駄なことだ」と述べた。