[22日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、ロシアは誘導爆弾を攻撃の「主力」にしているとし、ウクライナの都市を守るための防衛システム強化を訴えた。

ロシアはエネルギーその他のインフラに対する攻撃を強化、ゼレンスキー氏は防空体制の改善を長らく求めている。

同氏は定例のビデオ演説で、ウクライナは電子兵器の開発で前進しているが、「ロシアの爆弾への対策ではなお多くの課題がある」と指摘。

「他に選択肢はない。ウクライナには、われわれの陣地、都市、地域をこうした爆弾から守るためのシステムと戦術が必要だ。(誘導爆弾は)事実上、ロシアのテロ行為と占領軍による進撃の主要な手段となっている」と述べた。