[24日 ロイター] - 選挙制度改革を巡る暴動が発生した南太平洋のフランス領ニューカレドニアでは24日、警察官が道路上の障害物を約100個撤去した。

フランス高等弁務官事務所は「比較的平穏な」夜だったと表明。前日はフランスのマクロン大統領が現地入りし、暴動のきっかけとなった選挙制度改革を延期し、新たな政治合意を模索する考えを示した。

高等弁務官事務所によると、島には現在、約3000人の警察官と憲兵が駐留。これまでに350人が逮捕された。国際空港は少なくとも25日まで閉鎖が続く見通し。