[ストレーザ(イタリア) 24日 ロイター] - 世界銀行のバンガ総裁は24日、ロシア凍結資産のウクライナ支援活用を巡り、世銀はアフガニスタン向け融資など非軍事的支援を目的とする基金の運営で豊富な経験があり、ウクライナ向け融資でも同様の方法を「再現」できると述べた。その上で、少なくとも非軍事目的であれば、主要7カ国(G7)によるウクライナへの融資を手掛ける基金の運営に「絶対的に」前向きとした。

G7財務相・中央銀行総裁会議に出席しているバンガ総裁は訪問中のイタリアでロイターのインタビューに応じ、この件に関して、米財務省やG7諸国から打診を受けている訳ではないが、準備はできていると言及。またウクライナへの融資に関するG7の協議には参加していないとした。