[ヒューストン 24日 ロイター] - 米国時間の原油先物は週間で2%超下げた。堅調な米経済指標を受け、金利が長期にわたり高止まりし燃料需要を抑制させるとの懸念が重しとなった。

北海ブレント先物は週間で2.1%安。4週連続安となり、1月上旬以降で最長を記録した。米WTI原油先物は2.8%安。

この日の清算値は、北海ブレント先物7月限は0.76ドル高の1バレル=82.12ドル。中心限月の8月限は0.73ドル高の1バレル=81.84ドル。

米WTI先物は0.85ドル(1.1%)高の77.72ドル。

石油輸出国機構(OPEC)は24日、次回の「OPECプラス」の閣僚会合について、6月2日に延期しオンラインでの開催に変更することを発表。市場は、6月末までの日量220万バレルの自主減産の延長を巡る議論に注目している。