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[ベルリン 26日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は26日、欧州議会の中道主要3会派が欧州連合(EU)執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長の2期目続投を支持していると確認した。

国内議会で演説し、欧州議会の過半を占めた3会派は欧州理事会常任議長(EU大統領)にはポルトガル首相を務めたアントニオ・コスタ氏、EUの外相に当たる外交安全保障上級代表にはエストニアのカヤ・カラス首相を選出することにも同意していると述べた。

その上で、27日に開かれるEU首脳会議がこの取り決めを速やかに承認することを望むとした。

これに先立ち、イタリアのメローニ首相はEU主要ポストを3会派で分配するプランを批判。欧州議会選挙での右派政党の成功を無視していると述べた。

ショルツ氏は一方、選挙で躍進したポピュリスト政党は自らのために市民の不安を利用していると主張した。