大型連休前半の交通機関です。混雑のピークはゴールデンウイークの後半と予想されていますが、今年は新型車両や駅ビルのお目見えもあって賑わいをみせています。

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ゴールデンウィーク初日の岡山駅です。JRでは昨年末から繁忙期ののぞみ号を全席指定としていて今年は、毎年恒例となった自由席の利用者の行列が姿を消しました。

(大阪から来た女性)「並ぶことなくすぐ乗れるのでいいと思いました」

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一方在来線は、今月(4月)6日に伯備線の「新型やくも」がデビューして初めての大型連休。

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「やくもブロンズ」をひと目見ようとホームには鉄道ファンや家族連れが集まりました。

(出雲市から来た人)
「4人席のところに座って子どもたちもゆったり過ごせてよかった」

(滋賀から来た男の子)「やくも楽しかった」

混雑のピークは新幹線・在来線とも下りはゴールデンウイーク後半戦の開始となる5月3日、上りは新幹線が6日在来線は5日とみられています。

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一方、高松駅では駅直結の商業施設に賑わいが。3月に開業した「高松オルネ」です。

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おととい(27日)、きのう(28日)は1日3万人を超えるペースで客が訪れているということで、きょう(29日)も大きな荷物を持った家族連れがみやげを買うなど混雑していました。また、遠くに出かけずに近場で楽しみたいという地元の人も訪れていました。

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(高松市から)
「オープン(したばかり)だったので、初めてです」「にぎわってますね。連休で」

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(東京から帰省)
「すごく人が多いよね、活気があるよね、景気がよくなってきたな」

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(高松オルネ 原田宏樹館長)
「スーツケースをお持ちの方が多く、またファミリー層も多いので普段の平日とは違った流れになっていますし、多くの人が買い物をされているのはなかったシーンなので、非常にうれしいなあと思います」

JR四国では混雑のピークを下りが来月3日、上りが来月6日と予想しています。また空の便では、この3日間は目立った混雑はなく、岡山空港と高松空港ともに5月5日・6日が羽田行きのピークとみられています。日本航空によりますと特に5日夕方から6日にかけて全便でほぼ満席となっています。

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高速道路でも本格的な渋滞はゴールデンウィーク後半になると予測されています。NEXCO西日本によりますと、下りのピークは5月3日と4日で、山陽自動車道の山陽ICから岡山JCTの間で最大10キロ以上の渋滞が予測されています。

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旅行客らで道路が混雑するなか、きのう(28日)は岡山市北区大内田の県道で大型トラックと軽乗用車が正面衝突する事故がありました。軽乗用車を運転していた女性が死亡していて、混雑が予想されるゴールデンウィーク後半は運転への十分な注意が必要です。