サッカー女子・なでしこリーグ2部。リーグ後半戦初戦のきのう(26日)、岡山湯郷ベルと吉備国際大学シャルム岡山高梁が激突する「岡山ダービー」が行われました。

今季2度目となる地元のチーム同士が戦う「岡山ダービー」。天気に恵まれたきのう、試合会場の外では、キッチンカーやみまさか商工会青年部のブースが出店するなど「岡山ダービー」を盛り上げました。

(湯郷温泉女将の会 永山泉水さん)
「この観客の多さ、やっぱり岡山ダービーって素晴らしいなと思っています」

(湯郷ベルのサポーター)
「横山久美選手。ハットトリックですね」

(シャルムのサポーター)
「シャルムの応援に来ました。高知から来ました。迫力のある試合を見たいと思います」

首位で後半戦を迎えた青のユニフォーム・湯郷ベル。試合開始直後からシャルムゴールに襲い掛かりますが、固い守りにゴールを決めきることができません。

一方のシャルムも、カウンターでベルのゴールに迫りますが、キーパー三田に阻まれます。前半終了間際には、横山がドリブルでゴールに迫るも、シュートまで持ち込むことができません。

試合が動いたのは、後半31分。山田のシュートをディフェンダーがブロック。そのボールに反応したのは横山でした。頭で合わせ、ゴール!ベルがシャルムを1ー0で下しました。

(湯郷ベル 横山久美主将)
「ビックチャンスを決めきれてなかったので、とにかく1点を取って勝てたことは、責任は果たせたかなと」

(吉備国大シャルム 加戸由佳主将)
「粘って粘って、ひたむきな戦いができたと思います。この先のリーグ戦も引き続き継続しながらやっていきたい」

次節、湯郷ベルは6月1日アウェーで広島と、シャルムは6月2日倉敷運動公園で福岡と対戦します。