外見も中身もタフでいる。そんなポリシーを貫いて頼りがいのある存在でいたいからといって、いつもポジティブでいられるのかはまた別の話。なんだか気分が落ち込むときの拠り所ってたくさんあるけど、作品もその一つ。見るだけで心癒されるようなアートが今、〈阪急メンズ東京〉に飾られている。

会場は7階の「+DA.YO.NE.GALLERY」。こちらは⽶原康正氏がキュレーターを務めるフラグシップギャラリー。気鋭のアーティストによる作品を月替わりで展示。そんな会場にて現在開催されいているのが、夏目らん氏による個展“empty”。
「誰もが抱えている、普段⾒せない痛みや⾔葉にはできない内側を可視化する」。そうした思いを込めた作品には、どこか悲しげな表情を浮かべる女性を描写。そんな夏目氏の作品を見て米原氏は「何も⾒えない暗闇に囲まれながらさらなる暗闇を⾒つけた時の安堵感」があると語る。そうしたパワーを秘めた作品が、まるで自分に共感するようにそっと心に寄り添ってくれるだろう。
こちらの個展は2024年6月4日(火)までの開催。是非近くへお出かけの際にも立ち寄ってみて!

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会場:阪急メンズ東京7階 +DA.YO.NE.GALLERY
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1
開催期間:〜2024年6月4日(火)
開催時間:12:00〜20:00(月〜金曜)、11:00〜20:00(土・日・祝日)