寄付金の目録を受け取った實松尊徳市長(右)と田中信吉常務理事=神埼市役所

 佐賀東信用組合(芹田泉理事長)は、子育て支援を目的とした「とうしんカルガモ定期預金」の契約額の一部52万6千円を、県内の自治体に寄付している。13日には神埼市役所で贈呈式が開かれた。

 同組合は佐賀、神埼、鳥栖、小城、多久の5市、吉野ヶ里町、みやき町、上峰町、基山町の4町と「まち・ひと・しごと創生に関する連携協定」を締結。契約額の0・05%を毎年、住民の契約額に応じて各市町に分配している。

 贈呈式では、田中信吉常務理事が「子育て支援のために使っていただければ」と述べ、實松尊徳市長に目録を手渡した。實松市長は「寄付をありがたく思っている。障害のある子どもの保育関係に活用したい」と謝辞を述べた。

 その他の市町には5月中に贈る。とうしんカルガモ定期預金は本年度も販売している。(樋口絢乃)