昨年のさが銀天夜市で、露店で買ったお菓子などを食べる子どもたち=佐賀市の白山名店街

 きょうから7月。すっきりしない梅雨が明けると、いよいよ夏本番の日差しが降り注ぐ。この季節ならではの花火大会やイカダ大会をはじめ、美術展など催しは多彩。全国高校総体「北部九州総体」が開幕し、高校生アスリートが佐賀の夏をさらに熱くしそうだ。

 夏の夜を彩る祭りや花火大会が各地で行われる。佐賀市の夏の風物詩・さが銀天夜市は6日に開幕。太良町納涼夏まつりは27日にあり、花火大会では大輪の花が有明海を照らす。28日には唐津湾イカダ大会が開かれ、西の浜で熱いレースを繰り広げる。

 県立美術館では4日に「立体切り絵SouMaの世界展」が始まり、1枚の紙から生み出される独創的な切り絵の数々が展示される。佐賀など北部九州4県を中心に開催される北部九州総体は21日に幕を開ける。(北川尊教)