和、洋、中華などの多彩な飲食店が「煮込み」をテーマに開発した料理を提供し、店舗で食べた来店者の投票などでナンバーワンを決定するイベント「食いち最強決定戦」が7〜31日まで、埼玉県朝霞市と近隣市の飲食店計22店舗で開催する。食で朝霞を盛り上げ、食育で次世代の子供たちにつないでいこうと、同市内の飲食店主らで構成した市民団体「朝霞食いち」(加盟14店舗)が企画した。

 同団体の最強決定戦は2021年から毎年開催しており、これまでにチャーハン、カレー、焼きそばをテーマに実施している。

 今年の決定戦は各店舗が創作した煮込み料理(一律900円)を食べ、受け取ったスタンプカードに味や技術などの項目で点数(50点満点)を記入。2つ以上のスタンプが押されたカードを店舗に提出する。来店者の審査に飲食店以外の業種の特別審査員約10団体の点数を加算して決定する。

 投票者の中から抽選で70人に食事券(千〜3千円)をプレゼントするほか、スタンプカードのスタンプ1個につき30円を市内のボランティア団体に寄付する。同団体は「この時だけしか食べられないものを各店舗が提供しており、ぜひ食してほしい」と投票を呼びかけている。

 問い合わせは同食いち事務局(電話090・5196・1360)へ。