5月の赤十字運動月間にあわせ、日本赤十字社神奈川県支部は横浜市などと連携し、県内の歴史的建造物や観光名所の建物を赤色に染める「レッドライトアッププロジェクト in 神奈川」を実施する。同支部総務企画課では「ライトアップを通じてわれわれの事業を知っていただき、継続的なご支援をお願いしたい」と呼びかけている。

同課によると、ライトアップは平成28年から国内各地で行われ、県支部では令和元年から実施している。今年は24都道府県の69施設、県内では過去最多の12施設で実施予定という。

「世界赤十字デー」の5月8日を中心に、同1日から31日にかけ、象の鼻パーク(実施日・同2〜8日)▽県庁本庁舎(実施日・同8日)▽横浜マリンタワー(同)▽よこはまコスモワールドのコスモクロック21(同)▽小田原城(同)▽大船観音寺(同)などが赤色にライトアップされる。

赤十字は「人間のいのちと健康、尊厳を守る」との理念のもと、191の国・地域で活動する。

同課では「自然災害や人道危機が多発しているところもある。そういったところで苦しんでいる方々に心を寄せていただく機会にしてもらえれば」と話している。