韓国の人気女優、チェ・ジウ(49)が7月7日にスタートするTBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(日曜後9・0)に出演することが6月29日、同局から発表された。チェ・ジウが日本のドラマに出演するのは2011年放送の「冬のサクラ」への友情出演以来で、13年ぶりとなる。

同作は2018年4月期に二宮和也(41)主演で放送された「ブラックペアン」の続編で、「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメント。シーズン2も二宮が主演を務めるが、シーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。原作は海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」。

チェ・ジウは、韓国ドラマ「冬のソナタ」でアジアを中心に日本でも初めて大きな韓流ブームを巻き起こし、現在に至るKカルチャーブームの立役者の1人だ。そんなチェ・ジウが今回演じるのは、韓国の医師であり、病院の経営者かつ飲食店の経営者で、海外にも店を出すほどの手腕の持ち主であるパク・ソヒョン。医師としてこれまで貧しい人を救うために医療ボランティアも積極的に行っていた。そんな中、息子のミンジェ(キム・ムジュン)に無理やり連れられ天城に会うべく、オーストラリア・ゴールドコーストを訪れ…という役どころだ。

二宮や竹内涼真(31)とともに、オーストラリアで撮影を行ったチェ・ジウ。第1話のキーパーソンとなる役柄をどのように演じたのか、そして二宮との掛け合いで見せる迫真の演技に注目だ。

◆チェ・ジウのコメント 「久しぶりに、TBSの日曜劇場に出演することになりまして、日本のファンの皆さまにもお会いできることをうれしく思います。二宮さん、竹内さんをはじめ個性豊かな俳優の皆さまと一緒にお芝居することができ、とても楽しかったです。ぜひドラマの放送を楽しみにしていてください」

◆プロデュース・伊與田英徳氏 「『冬のソナタ』を拝見してワクワク、ドキドキしていました。まさか、そのチェ・ジウさんとご一緒できるなんて夢のようです。今回、クランクインがオーストラリアだったんですが、ゴールドコーストの様々なシチュエーションのなか、二宮さん、竹内さんと白熱したお芝居をしていただきました。圧巻でした。どんなお芝居だったのかは、第1話を楽しみにしていただきたく思います。そして、もっともっと、たくさんご出演いただきたいと思っております」