先月行われた芸歴5年目以下の若手芸人を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD 2024」で優勝したピン芸人、清川雄司(23)が2日、大阪市中央区にある〝母校〟吉本総合芸能学院(NSC)大阪校で凱旋授業を行った。

清川は2021年卒の43期。特技の紙切り、腹話術、ハーモニカ、ホッピングなどを生かした大道芸パフォーマンスで頂点に立った。「最初漫才やっていて、解散したら何カ月かコンビ組めないルールがあったので、その間に特技を磨こうと思って始めました。どれも全くできなかったので、誰でも可能性あります」と独学でスキルを学んだようだ。

2025年には大阪・関西万博で多くの外国人が訪れる。所属する吉本興業もパビリオンを出展予定でノンバーバル(非言語)芸人にとってはピッタリの舞台となる。「吉本でもノンバーバルのライブを毎週やっていて、そこで磨いているので、めちゃくちゃ出たいです。手応えあるネタもあります」と目を輝かせた。