4月17日、浜松市で車2台が横転した突風被害について、調査を行った静岡地方気象台は「竜巻の可能性があるものの特定はできなかった」と発表しました。

17日午前4時45分頃、浜松市中央区都盛町で突風が発生し、軽乗用車2台が横転しました。交差点で原付バイクに乗っていた男性に横転した車が衝突し、男性が軽いけがをしたほか、近くの工場で鉄の扉が外れるなどの被害がありました。

静岡地方気象台は現地に機動調査班を派遣して聞き取りなどを行った結果、「突風をもたらした現象は竜巻の可能性があるものの特定には至らなかった」と発表しました。

静岡地方気象台によりますと、突風は約1分間続いたという証言が複数あり、同じ時間帯に活発な積乱雲が付近を通過していたということです。

突風の強さは、風速約40m/sと推定されるということです。