針金やフェルトなどの素材に命を吹き込む作家2人の展覧会が静岡市の博物館で開かれています。

展覧会では針金人形作家MASASHIさんの人形280体と、立体フェルト刺繍作家PieniSieniさんの77作品が同時に楽しめます。

MASASHIさんは、針金とチューブなどの身近な素材を組み合わせて人形を作ります。北の国の王子様をイメージした作品では影が花びらの形になっているなど影も作品の一部になっています。

PieniSieniさんは、フェルトの質感や色彩を活かした動植物の作品を手がけます。静岡の特産品ワサビやウナギなどをモチーフにした作品は、それぞれに命が宿っているかのように感じさせます。

この展覧会は、静岡市駿河区の駿府博物館で6月16日まで開かれています。
※月曜休館(祝日の場合は翌日休館)